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【22世紀へ!園部研】
確実に運ぶために  
 公衆自動搬送システムCATSのご紹介


  宛先制御,Autolock,Object Authenticationを行い,人から人に確実に届ける.

 また,以下のような事故対策も行う:

 軌道に人間,動物,異物,泥,水分が侵入しないよう,軌道地上部と家庭用ターミナルを(空間はとるが)カバーで覆う.重量・サイズチェック機構で規格外カプセルをはじく.軌道から延焼,浸水,ガス漏れ,音漏れ,泥棒侵入がないよう,自動シャッタを設ける.細菌や臭いが移らないよう,定期的にカプセルや台車を洗浄施設に送る.
 軌道内で事故が発生してもなるべくトンネルを開函しなくてよいよう,検査車,清掃車,工事車を使い修復する.できない場合は人がはいって換気に注意して作業する.

 規制しても,危険物の搬送や軌道爆破が企てられる.安価な非破壊検査機器ができるまで,受領者が発送可能者を制限できる受領者保護機能,発送者をシステムが本人認証する機能,法規制(限界はあるが),で対応する.海中など高価な軌道は,破損しても損害を局所化するよう,一定間隔で迂回用分岐口自動シャッタを設ける.

 搬送情報と電子取引情報はメッセージ暗号化電子署名により,盗聴やなりすましを防ぎ,事業者に守秘,保管を義務付ける.

 
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- 最終更新日 5620日前: 2009. 7. 2 Thu 19:19
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