Microsoftの3Dは目に直接ビームする

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    Microsoftの3Dは目に直接ビームする

    メニビーーーム

    3Dがどうもねぇ、と思っている人の中にはきっとあのメガネが原因だという人がいるでしょう。普段メガネかけないから違和感がある、もうすでにメガネをかけているから違和感がある、メガネの微妙な傷が嫌、見た目が嫌、なんか嫌。とアンチ3Dメガネ派はきっと少なからずいるのです。

    そこで、Microsoftの開発チームApplied Sciences Groupは新開発のレンズと観客の目線を追う技術によってメガネをかけずに3Dを楽しめる仕組みを作りました。

    このレンズは(横から見ると)くさび型のような形をしており、上部分の厚みが11ミリ、下部分が6ミリとなっています。どうやらくさび型のレンズにすることで、下部分の淵にある発光ダイオードをオン/オフで切り替え、見ている人の目に直接光りを送り込むことができるそうです。光をコントロールすることで、複数の異なる画をスクリーンに表示し、その1つ1つの画のどれがどこに反射されるべきかを調整するんだそうです。う、よくわからない! 百聞は一見にしかず。見てみたいですね。

    まだ試作品の段階ですが、今のとこ最大の欠点は1度に2人までしか3D映像を見ることができない、ということ。1つの画を1つの目にビームで送り込むことになるそうです。2Dなら4人まで(1つの画を1人両目に)

    確かにメガネがなくなれば3Dはもっと気楽に楽しめるようになると思います。

    [Technology Review]

    Casey Chan(原文/そうこ)