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園部研の発明「キーリレー広告」の実現方法に関する技術解説です. 今までにない広告手法でニュービジネスの先駆者になられたい事業家の方々は,ぜひご高覧ください.
主に,「Iフレームタグ/Iレイヤタグ」で表示させる方式と,「イメージタグ」で表示させる方式があります. 本デモでは,検索された文書(求人情報センター,趣味のお部屋)のそれぞれに,2方式の各広告を掲載しています. ウェブページにキーリレー広告を表示させるには,ウェブページで広告を貼り込みたい場所にこのような内容を記述すればできます(この記述はデモシステム専用です): ■Iフレームタグ/Iレイヤタグで表示させる記述 ■イメージタグで表示させる記述 サーバのSSIの設定によっては#include文が使えます.ですから,この記述をファイルに入れておいて,文書では#include文1行で固定的に引用するだけですみます. この2方式のほか,JavaScript言語のスクリプトをリモートで呼び出すという方式もあります.
上記2方式を比較します. ■Iフレームタグ/Iレイヤタグで表示させる方式の特徴
■イメージタグで表示させる方式の特徴
JavaScriptが利用者によって無効に設定されているブラウザで広告を貼ってあるウェブページが閲覧されたとき,広告サーバにキーを中継することが不可能なのは,HTML,JavaScript仕樣上の宿命です. JavaScript無効時には自動的に<noscript>〜</noscript>の中に記述したHTML記述が選ばれて表示されます.その中で,中継するキーはないにしても広告サーバをブラウザが呼び出すようにimgタグなどで記述はできます. 広告サーバはキーによらない広告を適宜返して表示させます. このとき,ランダムや広告料に比例した確率で広告を選ぶことができます. Iフレーム/Iレイヤタグ方式の場合は複数の広告を返すことができますが,イメージタグ方式の場合は1個の広告しか返せないのは,前述のとおりです.
このデモでは,閲覧者が検索エンジンに与えた検索キーが複数のときは,中継されてキーを認識した疑似広告サーバが「どれかひとつ以上に関係ある広告」を全部表示する方式を採用しています(OR検索). 実際に商用化する際には,AND検索にすることもできます. 複数の広告が並ぶ順序は特定の論理によります(広告費による,ランダム,見つかった順序,など).本デモでは見つかった順序です. また,常にひとつの広告だけに特定の論理(広告費による,ランダム,見つかった先頭,など)で絞って表示する方式も採用可能です. その場合は,表示される領域のサイズを固定にしておいて,広告をそのサイズに限定して送ることができます. ですから,文書のレイアウトが動的に変化しないという特徴があります.
このデモでは,広告されているサイトへのリンクを,いったん園部研の中継プログラム(CGI = Common Gateway Interface形式)にアドレスを渡してからブラウザにたどらせる形態を採用しています.わざわざそうしている理由は,園部研で研究用にこのデモのアクセスログをとるためです. 実際に商用化する際は,広告から広告されているサイトへのアドレスへの直接のリンクをはる標準的な方法が採用できます. |
[特許について]
キーリレー広告は園部研が特許申請中の技術です.疑似広告サーバのプログラムは公開しておりません.もし本文書をヒントに実現方法を思いついて独自のコーディングで実現されましても,本技術の特許請求の範囲に属して権利問題が発生する可能性があります.ぜひ園部研とのビジネス提携をご検討ください.
[商標について]
- Microsoft(R) WindowsおよびMicrosoft Internet Explorerは,米国Microsoft Corporationの米国およびその他における商標または登録商標です.
- JavaScriptは,米国Sun Microsystems Inc.の米国およびその他における登録商標です.
- Netscape,Netscape Navigator,および,Netscape Communicatorは,米国Netscape Communications Corporationの米国およびその他における商標または登録商標です.
- OperaはノルウェーOpera Software ASAの商標または登録商標です.
- RealOneは米国RealNetworks,Inc.の商標または登録商標です.
- その他,本書に記載する会社名,製品名等の固有名詞は,各社の商標または登録商標です.