発表資料 カムトップ 2003年5月17日 園部研究室 園部研究室(http://sonobe.s5.xrea.com/)は2003年5月17日,ホームページの閲覧を増やすことに絶大な効果のある新発明「()」の設計を完了し,発表いたしました. また,5月16日には,日本の特許庁に本技術の特許(※1)を出願しております. カムトップ技術は広く応用できます. 効果の大きな使い方のひとつに,ウェブサイトでの「閲覧者のトップページ誘導」があります. いままで,検索エンジンやリンク集で見つけてきたページを見た閲覧者は,サイト内のほかのページを見てくれないことが大部分でした. 本当は,サイト内のほかのページで問題が解決したり,さらに関心を満たしてくれる可能性があるかもしれません.けれども,ほかのページへのリンクのたどり方はサイトによってまちまちで,手間を惜しむ閲覧者は移動してくれないものです. このため,サイトのオーナーや管理者にとっては,「思い通りに閲覧者に情報・サービスを提供できない」,「検索エンジンにサイトが登録されても,トップページのアクセスカウンタはそれほど上がらない」という悩みがありました. この問題に,カムトップの「閲覧者のトップページ誘導」が役立ちます. カムトップが動作するようにしたページの場合,閲覧者がそのサイトの非トップページ(*)を見たときには,トップページ(*)を別ウィンドウで開いて(*),そのウィンドウを今見ている非トップページの背面に回し(*),今見ている非トップページには案内メッセージ(*)を追加して表示する(*)ことができます. ここで「*」を付けた部分は,あらかじめサイトオーナーがウェブページ群に挿入する「カムトップスクリプト」を生成するときなどに,お好みで指定できます(ただし,カムトップのバージョンに依存します). ◇ しかし,むやみにこれをすると,問題が起こることが予想されます: 非トップページにサイト内で移動しても,毎回トップページが出てしまってうるさい. 何回かリンクをクリックすると,トップページが何枚も出てしまって消すのが面倒だ. 非トップページで自動スタートするはずの音楽が,トップページで自動スタートする音楽に変わってしまうことがある. ブラウザのスクリプトの動作を有効にしている閲覧者と有効にしていない閲覧者がいる. ◇ カムトップは,これらの問題も特許申請中の技術で解決します. 主要な検索エンジン,主要なディレクトリ,主要な掲示板などでリンクを見て非トップページに来る場合だけに,トップページの付加表示を行います. トップページの付加表示のウィンドウは何回起動されても増えません. 音楽の問題は,CGIまたはスクリプトをサイトオーナーが作成することで回避できるようになります. 閲覧者がブラウザのスクリプトの動作を有効にしていないとき,新しいウィンドウは出せませんが,その場合のための案内メッセージを非トップページに挿入して表示できます. ですから,サイトのオーナーや管理者にとっては,「思い通りに閲覧者に情報・サービスを提供でき」,「検索エンジンにサイトが登録されれば,トップページのアクセスカウンタはグンと上がる」という絶大な効果が発揮されます. 閲覧者にとっては,「サイト内のほかのページで問題が解決したり,さらに関心を満たしてくれる」ことで,満足度が高まります. ※1 発明の名称「オブジェクト付加表示方法,ならびにオブジェクト付加表示を行うプログラム,スクリプト,プラグイン,タグ,画像,データ,オブジェクト,コンテンツ,広告,および,文書」(特許出願番号:特願2003−139686).
ここで「*」を付けた部分は,あらかじめサイトオーナーがウェブページ群に挿入する「カムトップスクリプト」を生成するときなどに,お好みで指定できます(ただし,カムトップのバージョンに依存します).
※1 発明の名称「オブジェクト付加表示方法,ならびにオブジェクト付加表示を行うプログラム,スクリプト,プラグイン,タグ,画像,データ,オブジェクト,コンテンツ,広告,および,文書」(特許出願番号:特願2003−139686).
更新:2003年6月 8日 2003年6月22日 「」と「」は園部研究室の登録商標です.
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