メルヘンチックな時計をデザインしました. それも,針らしい針の見当たらない時計…….
私が会社のブースに妖精時計のプリントを飾っていたところ,一目見て欲しくなったという女性がいたので,さしあげました. その人が自宅の部屋に飾ったところ,部屋にきた女友達がこれを一目見て欲しくなったとすぐに取られてしまったそうです.
意匠のご説明 この意匠の採用した円は、比較的単純な幾何学図形ではあるとはいうものの、円の回転は偏心させ、また、透明板の重なりの要素を導入したことによって、適度な複雑度が生まれました。 その結果、利用者は、重なりの形態と色彩の変化を心地よく楽しむことができます。 時計の針を構成する時針、分針、秒針などのそれぞれに採用する色の組合せとしては、美しい三原色、妖精の世界をイメージさせる可愛いパステルカラー、微妙な陰影を生む濃いグレー・中間のグレー・薄いグレー、海を思わせる青・青緑・薄水色、あるいは秋の野山を思わせる黄緑・黄色・紅葉色など、効果的な組合せを取ることができます。 ここでは三原色(赤・青・黄)に近い色を淡くしたパステルカラーを採用しました。 家庭の中までもビジネスに追いかけられている方や、家族の無事の帰りを不安ながらに待っている方も、この意匠による時計の丸く淡い色彩のゆったりした変化の中で心を癒され、緊張を解きほぐされることと思います。 それでいて、利用者が回転軸と針の中心との位置関係等から時刻を読み取る実用性も意外に保持しているのが、この意匠の特長です。 下の妖精時計の表示している時刻は、よく見れば、10時8分30秒と読みとることができます。
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